(125)七つの賜物

主教はその後、祈りをささげます。堅信式の第二の部分は、祈りです。使徒たちの時代(使徒8章15節)、聖霊の七つの賜物は祈りと按手によって来ました。

これらの七つの賜物が志願者に与えられるように、教会のすべての人が、神様にお祈りするのです。この賜物は成人に必要なもので、洗礼の誓いを生涯守るために与えられるのです。それを列挙します。@知恵:何が一番いいことか、賢い答えを与えてくれるもの。A理解:生活上出会う困難なことでも、その現実の中に示された神様の意図を把握すること。G深慮:何をするべきか他人に良い忠告を与える力、また他人の忠告を受け入れる力。C勇気:霊魂の力。迫害に出会っても信仰を保つ力。正しいと信じることを行う力。D知識:神様をもっと深く知る力。E愛:神様を愛し、命じられることに従順になる力。F敬う心:神様とそのすべての事柄への尊敬。畏れ。

外側の目に見える祈りのしるしは、香です(詩編141編2節)。甘く青いけむりが立ちのぼるように、良い人の祈りは間違いなく神様へ届きます。七は完全数です(創世記2章2〜3節)。あなたの堅信式の日、教会ではあなたの背後ですべての人が祈ります。両親、教父母、司祭と友人、そして見えないけれど、洗礼盤を守るための天使(19)。あなたが、完全にこの世でクリスチャンとして大人になり、そしてついには天国で永遠に神様と共にいる聖人になるために必要なものが与えられるようにと、みんなが祈ります。

そして、あなたは足を進めて主教の前に行き、その前にひざまずき、七つの賜物を受けるのです。

(H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)

楽しい問答会