(60)安息日の旅

第四の戒めは『あなたは、安息日を覚えて、これを聖とせよ』です。これは、私たちが時間について神様から責任を負わされている、ということです。神様に対する私たちの義務は、日常のすべて、私たちの生涯の中で、真実に神様に仕える、ということです。

この絵を見てください。数人の人が日曜日の朝、列を作ってバスを待っているのと、教会のドアを組み合わせて影絵にしています。みんな教会に行くでしょうか。新聞を読んでいる人もいますね。まず大切なことは、この戒めはあなたが仕事や病気で不可能にならない限り、日曜日には聖餐式に行く義務です。52回の日曜日同様、もし可能であれば、8回の大きな週日の祝ひにも出席してください。それは『主イエス命名の日』(1月1日)、『顕現日』(1月6日)、『昇天日』(復活日の40日後)、『聖餐感謝日』(三位一体主日後木曜日)、『聖ペトロ聖パウロ日』(6月29日)、『主の母聖マリア日』(8月15日)、『諸聖徒日』(11月1日)、『降誕日』(12月25日)。52+8=60。60の義務です。これらは、あなたに可能であるなら、聖餐式に行く義務を負っている日です。

クリスチャンは、日曜日を週の七番目の日である“安息日”(土曜日)よりも週の初めの日として聖く保ちます。なぜなら、その日に主が復活されたからです。初代教会からクリスチャンは、聖餐式(使徒20章7節)に行くために週の初めの日を神様に献げていました。この式は私たちの主によって定められた(ルカ22章19節)大きな礼拝行為の一つです。ですから、日曜日のことを私たちは『主日』と呼びます。この礼拝については、サクラメントについて学ぶ時に、もっとお話ししましょう。今、あなたが学ばなければならないのは、公的礼拝に参加することによって、あなたの生涯の全ての日曜日を真実に神様に献げることです。

(H.A.ウィルソン著「チョークと子供たち」より)

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